【京都市】Bowwow嚙み犬はどうする？②

こんばんは！Bowwowオーナーの澤田です。前回ご紹介した嚙み犬のプードル君のお話の第２弾。現在の様子についてです。３度目のご来店でお母さんに噛む事をお話ししました。何故初めに言わないの？と思った方もいらっしゃると思いますが、Bowwowでは絶対に始めからお伝えはしません。

初めての時は、飼主さんだって初めてで噛む事は分かっていらしゃる方が殆どです。そして今度こそはと言う思いで来られてる方もいらしゃるでしょうし、このお店はちゃんと仕上げてくれるかなと不安に思われてる方もいらっしゃると思います。そんな中で私達がなんの信頼関係もできてないうちにワンちゃん達の出来ないことをお伝えするのは私自身が未熟だと言ってるようなものだと思っているからです。実際、私だって初めての人を信頼しないし、それは飼主さんだって同じでワンちゃんやネコちゃんならどうでしょう。言葉も分からないのに不安になって当然です。だからこそ回数を重ね少しでも私が信頼してもらえるようになったら、現状をお話しし解決策を飼主さんと一緒に探していく！これがBowwowスタイルです。

お母さんに噛む事をお伝えすると、驚くことに前のサロンでお母さんがトリマーに怒られ、何とかしてください！！と言われお家でも噛まれながら色々と試行錯誤し、お母さんもどうしていいのか分からなくなりBowwowにご連絡下さった事が分かりました。

確かに飼い方で嚙み犬にならないようにすることはできます。でも嚙み犬にしたくて飼った方はいませんよね。じゃプロの私達が一緒に考えていきながら寄り添うことは、そんなに難しいことでしょうか？

私は綺麗にすることだけがトリマーだとは思っていません。飼主さんもサポートしながら、その子その子にあったベストスタイルを見つける。それこそがトリマーの仕事だと思います。

余談がついつい多くなる私ですがお許しを～

さて、その後どうしたかというと先ずお母さんにお家でのお手入れを一切やめていいですよとお伝えしました。とても安堵されていました。その真意は嫌な事、怒る事は全て私が一旦引き受けるためと、これ以上お母さんを噛んで関係を悪化させないためです。トリミングの全工程も私一人で受け持ち、一対一で信頼関係を築くためです。さあ～ここからが私の腕の見せ所です！！次回はトリマー全集中です。

良かったらまたお付き合いくださいね☆