【京都市・山科ペットサロン】犬の爪事情

こんばんわ！Bowwowオーナーの澤田です。

Bowwowのシャンプーコースにもシャンプーカットコースにも必ずついてるのが、ベーシックという施術。これは爪切り、お耳掃除、足裏やお腹やお尻周りの汚してしまう部分のバリカンなのですが、この中でもダントツでワンちゃんネコちゃん達が苦手なのが、爪切りです。

どんなにトリミングに慣れてる子でも、切りすぎないでね！と言ってるかのようなウルウルお目めで見つめてきます。そこで今日は何故切るの？です。

 

勿論、伸びているから切るのですが、ではその爪切りの頻度は？そしてどこまで切るの？切らなくていい方法は？

ワンちゃんにとって一番ストレスフリーでいられる方法は、散歩なんです。

お散歩に行き、時にはドッグランなどで走り回るのもいいです。

なぜかと言うと爪には血管が通っています。お家で爪切り失敗して血が出て慌てた経験ありませんか？

その血管は爪切りで切ってしまうと出血しますよね。

でも散歩や運動で少しずつ爪が削れることによって血管も出血することなく少しずつ削れていってくれるので、爪切りのストレスからも解放されるのです。

 

では散歩に行かないワンちゃんはどうなるでしょう？！

若い時はまだしも年を重ね５～６歳を過ぎた辺りから爪の中の血管がニョキニョキ知らないうちに伸び、爪を少し切っただけでも出血してしまうのです。

これはトリマーのせいではないですよ！トリマーはもちろん血管を見ながら切れる爪を見ていますが、肉眼だけでは見えきれない所まで細～く伸びるのです。

やがて少ししか切れなくなった爪は歩行のたびにフローリングをカチャカチャ言わせ、右に左にと歪みだします。

勿論アスファルトや土を知らない足裏の筋肉も弱まりウサギのようなぺったん足になっていきます。

すると更に爪は右に左にと曲ていき、足自体もまがり最終的に歩行困難となってしまうのです。

 

人も動物も同じです。しっかり歩く！はとても大切な事なのです。

歩けなくなると動物だって認知症にもなりえるのです。

そしてそれは飼主さんの愛情で決まるのです。

 

どうでしたか？

お散歩の大切さと、爪が与える影響が分かっていただけましたか？

寒い冬を迎える前に心地良い季節を是非一緒に楽しんでくださいね。